巨乳ファンタジー外伝2after -オスタシアの野望- 感想

もはやタイトルの意味が分かりません。『外伝』の2の後日談ってもはや何なんですかってレベルです。『』のIFとかあるだけに余計分かりにくいです。『外伝2』には「リュート最後の物語」なんて銘打たれていた気がしますが、きっと気のせいです。おそらくは主人公が変わればナンバリングが変わって、主人公が同じであれば外伝とかIFとかが付くという事なのでしょう。ややこしい事に変わりはありませんが。

さて本作、もはや痛快成り上がりストーリーではありません。リュートがただの優れた君主に成り下がってしまいました。つまり、優れた王が優れた政策を取り、優れた家臣が王を崇拝し結束して強固な体制を敷くという、やってる事は信長の野望で天下統一後に残る小国を蹂躙しながら制覇していく消化試合的な何かです。俺TUEEEE!系が好きな方には堪らない仕様です。私はそういうの結構好きです。

シリーズを重ねた弊害は無視できないレベルになってきています。いつの間にかエロシーンで母乳を噴出するのはデフォルトになっておりますし、シーン自体の既視感もハンパ無く、新鮮味はもはや皆無です。増えすぎたヒロインは今回も新規加入でさらに収拾がつかなくなっており、御懐妊のヒロインは漏れなく出番無しという苦肉の策で何とか3人に絞りはしましたが、同じ手はもう使えません。

過去に書いたこのシリーズの感想を読み返してみたのですが、驚くほど毎回書いてることが似通っていて笑ったのはここだけの話。書いている人間が進歩していないのか、作る側に進歩がないのか。いずれにしても良い面悪い面があります。私が進歩していないというのはある意味で摺れないままの感性を持ち続けられているという事ですし、作る側にしてもシリーズとしてのアイデンティティが確立しているが故に、とことんまで俯瞰して見ると毎回似たり寄ったりになってしまうと言えないこともありません。しかし、事ゲームに関しては出来るだけ進歩的でありたいという個人的な思いもあり、あんまりにも「らしさ」に縛られすぎて新鮮味も何もないところに留まり続けるのは避けたいところです。

次のナンバリングに行くか、ヒロインをリストラする新しい方法を考えるか、さすがにリュートでの新作はもうありませんよね。ファンタジー以外の『巨乳○○』も見てみたいというのは『巨乳魔女』の時に書きましたが、当の『巨乳魔女』が公式では黒歴史化しそうな勢いなのでやはり望み薄なのでしょうか。そのあたりにもどかしさを感じつつ、結局は今回も惰性で買って惰性でプレイしてしまった一本でした。

2017.03.21