LiLiTH-IZM08 のぶしと黒IZM 感想

のぶしと氏の過去作から、三作品でのIZMです。今まではシチュエーションでまとめてIZMだっただけに、ちょっと変化をつけてきた感じです。クリエイターでまとめてくれたおかげで、プレイした作品とプレイしていない作品とが入り混じってしまう、ということが少なくなったのではないでしょうか。それでも私はフェアリーナイツは未プレイでしたけど。

ストーリーは三作品とも外伝ということで、作中からのパラレル展開です。『俺と冴子さんと寝取られメール』については選択肢が少なく明確になりスッキリしています。本編は分岐の分かりにくい選択肢が猛烈に面倒だっただけに助かりました。『MISAO~淫辱忍法伝~』についてもSLGパートが排除されました。楽です。『フェアリーナイツ』にいたっては分岐なしです。正直、三作合同でのおまけディスクにそこまで本気出されても、軽い気持ちで買ったこちらとしても困るだけなので、ちょうど良かったです。

エロシーンについても、それぞれの作品で抜けた人ならそれほど文句はないと思います。間違いなく大当たりではありませんが、大外れでもありません。ストーリー的にそれぞれの作品の途中から始まり、すぐにエロシーンが見られるのは良かったです。ただ一つ不満なのは、原画ののぶしと氏、この人作品出すたびにアヘ顔描くのが下手になっています。エロいというよりは怖いの範疇です。白目剥かせればそれで良いというわけではありません。しかもそれがエロシーンのラストに来るわけですから、男が射精するのに合わせて抜く几帳面な方は苦労すると思います。

これまでのネックだった収録作品がバラバラという問題に対し、クリエイターという括りで作品に共通点を持たせたのは良い試みだったように思います。ただし、ヘビーなリリスファンの方にとっては、どうもIZMっぽくない、と感じられるかもしれません。原作に特殊シチュエーションを加えてやるよりも原作の方向性を活かしたほうが、IZMをプレイして本編を購入するユーザーは失敗しないと思います。IZMのシチュエーションに興味を持って買ったら、本編はエロの方向性違った、なんて悲劇ですから。そういう新規ユーザー開拓としてみれば良い作品だったと思います。実際、『俺と冴子さんと寝取られメール』と『MISAO~淫辱忍法伝~』のために本作を買った私は、おまけでついてきた『フェアリーナイツ』に初めて触れたわけですから。残念ながら、本編を買おうとは思いませんでしたけれども。