実利は感情論に優先するはず
久しぶりに野良犬を見ました。この21世紀の世の中にも存在するのかと少し驚きです。いずれ保健所送りになるんでしょうね。そういえば我が家の近くにも野良と思しき猫がよくうろうろしております。糞が大変くそうございます。
野良の犬猫畜生は、最終的に殺処分になるのでしょうが、よくよく考えたらこれ税金でやっているわけですよね。非常に気に入らないです。殺処分自体にかかる費用、処分までに幾日か猶予があるでしょうからその間の管理費、等々。人間生活に有害な野生の鳥獣ならまだしも、ペットの処分なんかだと最悪ですね。無駄すぎます。
びっくりしたのが、殺処分後の死体の処理です。どうやら焼却処理をしているようです。燃やして捨てたら単純に燃やす分と捨てる分で、ただ金を垂れ流すだけではありませんか。例えば、肉骨粉用として業者に売り払えば、上手いことやれば殺処分費用くらいは捻出できるかもしれません。一時期問題になったのは牛の肉骨粉で、鶏・豚の肉骨粉はOKだったはずです。また殺処分手段についても、ご丁寧に二酸化炭素で窒息死させるようで、これもコスト効率良くなさそうです。電気ショックで良いじゃありませんか。家畜の屠殺はそうしているのですから、犬猫でやってはいけない道理はありません。
保健所も税金で運営している以上、無駄遣いは省かねばなりません。かわいそうだなんだと感情論を振りかざす方々は多数おられると思います。それは勝手です。しかし私の金をそんなアホ共の価値観で浪費されるのは我慢なりません。そりゃ私の納めた税金から、直接保健所に割り当てられる金額なんて極々一部に過ぎないでしょうが、世の中はその極々一部の無限の集積で出来ているわけです。その場の気分で、かわいそうな動物達に優しさという名の金銭を使う事はできますが、無限の集積たる世の中全てに配って回るには、圧倒的に品薄なのです。
早くペット税を導入して、野良の処分はそちらを財源としていただきたく、切に願います。ファッション感覚で流行のペットを買うアホもきっと減る事でしょう。その手のアホに限ってやたらと可哀想を連発し、感情論で上記の内容を潰しにかかるからタチが悪いんですけれども。