5分で振り返るざっくりライアーソフト解説
ライアーソフトの布教活動をしようと思うのですが、ライアーソフトってどんなブランドなの? というのを説明するのがいつも大変なんです。
歴史もそれなりに長くなってきたうえに、作るものの一貫性もないし、つかみどころがどうにも難しい。
そのわりに、Wikipediaなんかでも解説がかなりあっさりですし。
そういうわけで、今後ライアーソフトってどうなの? みたいな質問を受けたとき用に「これを読め」と投げつける用のページを作ろうと思い至りまして、それが本稿となります。
すでにライアーソフトを愛する皆様も、もしそういう場面で使う機会がありましたら活用いただければ幸いです。
▼目次▼
- 1.ライアーソフトの概要
- 2.ライアーソフトの魅力
- 3.ざっくり振り返るライアーソフト概史
- 4.クリエイター列伝
- 5.ライアーソフトタイトルを遊ぼう!
1.ライアーソフトの概要
さて我らがライアーソフト、いわずもがなアダルトPCゲームブランドです。
ブランド名がライアーソフトで、母体法人は株式会社ビジネスパートナーになります。
ユーザーの間では嘘屋なんて呼ばれたりもします。
今となっては少なくなった、前世紀からアダルトPCゲームを作り続けているブランドの一つです。
その前身となった遊演体という集団があり、TRPGとかボードゲームを作ったり運営してたりしたそうなのですが、あいにくと私はそのあたりにイマイチ関心が持てず、そちらの仕事は完全にノータッチとなっております。
▼ライアーソフト公式サイト
https://www.liar.co.jp/
2.ライアーソフトの魅力
その圧倒的な独創性が最大の魅力で、以下のような特色があります。
企画者の個性が全力
「ブランドとは?」みたいな疑問を感じるくらいに、作風の幅が広いです。
幻想的な雰囲気ゲーからスペースオペラ、歴史物に不条理ギャグ全振りのバカゲーまで、大体なんでもあります。
ハッキングから今夜のおかずまで、くらいの守備範囲です。
ユーザー的には「作りたいもの作ってるんだな」みたいなのが感じられると嬉しくありません?
でもただ唯一、普通の学園キャラ萌え系だけは見当たらない…(そこが好き)。
世界観のクセがすごい
お約束の展開、みたいなのと縁が薄いです。
必ず彼ら独自のひとひねりを捻じ込んできます。
まだ見たことないものを見せてくれるという期待感において、ここの右に出るところはありません。
壮大な何かを感じさせる未完の大器感
最近はそうでもないのですが、特にゼロ年代のライアーソフトは非常に詰めが甘いというか、目の付け所は最高なのに……、みたいなタイトルが非常に多いです。
上記2点の個性と合わせ、期待感を煽るだけ煽った挙句もう一歩足りないというロマン枠的などうしようもなさが、大変に味わい深くもあります。
要するに、すんごいワクワクするものを作ってくれる人たちなのです。
3.ざっくり振り返るライアーソフト概史
これまでのライアーソフトの歩みについて、勝手ながらざっくり4つの時期に分けてみました。
どの時期のタイトルを遊んでいたかでライアーソフトのイメージが結構変わりますので、その参考になればと思います。
なお、これは私が勝手に分類しているだけで、何か公式な発表に基づいた共通見解というわけではありません。
呼称についても私が勝手につけさせていただきました。
「ライアーソフトの混沌期はさ~」みたいな話をしても誰にも通じませんので、その点はくれぐれもご承知おきください。
~黎明期 星空めておの時代~
世紀末1999年、処女作となる『ちょ〜イタ 〜素晴らしき超能力人生〜』をリリースしました。
以降、アダルトPCゲーム自体が今よりも自由だった時代にあってなお、他と一味違うぞと感じさせるタイトルを投入していきます。
この時期にライアーソフトの名を世に知らしめたのが星空めておでした。
氏の仕事ぶりはすさまじく、上記の「幻想的な雰囲気ゲーから~」な何でもありな部分はこの時点でもう確立していたと言って差し支えないでしょう。
ただ、当時は「面白いものを作るけどバグもセット」というのがユーザーの共通認識で、進行不能、インストール不能など多彩なバグを披露してくれたものです。
まあ、そう多くない開発ラインで年に3本も4本も出せばそりゃそうなるよねっていう。
とにかく、星空めておという才能が、やりたい放題やり散らかしたのがこの時代の特色といえます。
【代表作】
・腐り姫
・Forest
・CANNONBALL
・SEVEN BRIDGE
~混沌期 個性乱立~
そんな星空めておが『SEVEN BRIDGE』の開発を最後にライアーソフトを脱退しました。
2005年のことです。
氏が去り、さあどうなる? となったライアーソフトですが、彼らはブレませんでした。
ブレずに全力でわけがわからない方向性を追求し、まったく一貫性のない個性を発揮し続けてくれました。
ギャグ・バカゲー路線担当の岩清水氏・天野氏のコンビ、淡々と今一歩突き抜けきれないゲームパートを作り続けるスクリプト大好き睦月たたら氏、のちに柱となり一時期を築くスチパンシリーズの桜井光氏、独特のテキストと不可思議な世界観が圧倒的個性を放つ希氏と、よくもまあこれだけの人たちが好き勝手作って同じブランド名乗ってたもんです。
ユーザーの懐の深さもあったでしょうが、それが許されるライアーソフトというキャラクターをしっかり貫いた結果ともいえるかもしれません。
【代表作】
・赫炎のインガノック
・ぼーん・ふりーくす!
・サルバとーれ!
・魔都拳侠傳 マスクド上海
~成熟期 個性派中堅ブランドの地位を確立~
そういう無軌道をやりつつも、クオリティがどんどん高水準で安定していった時期が2010年前後くらいです。
予算が増えたのか、人員が増強されたのか、各人の技量が上がったのか、ハイペースで出しまくるのをやめたのが功を奏したのか、理由は定かではありません。
ただホントに、各ライターの最高傑作的なタイトル(私主観)がひしめき合っているのは確かです。
あと、微妙なクオリティのゲームパートが激減しました。
あれはあれで実に味わい深かったのだと、無くなって初めて気づく己の愚かさを嘆いたものです。
他にはCS展開、海外展開なんかもあったりしました。
【代表作】
・屋上の百合霊さん
・水スぺ
・平グモちゃん-戦国下克上物語-
・黄雷のガクトゥーン
~新時代 新しい才能の台頭~
そんなこんなやってるうちに、黎明期~混沌期を支えたクリエイターたちが一人、また一人と去っていきます。
2010年代中盤のことです。
この時期に現れたのが海原望氏です。
よくよく見ると2010年くらいから、サブライターとして名前がクレジットされていました。
そう、裏で着々と次の準備が進んでいたのですね。
かと思えば、突然シナリオも原画も一人でやっちゃう七星電灯氏みたいな変態的才能が参戦してきたり。
結果として、ライアーソフトらしさは無事今日まで続いています。
今も変わらず、ワクワクを届けてくれています。
【代表作】
・フェアリーテイル・レクイエム
・ALPHA-NIGHTHAWK
・エヴァーメイデン ~堕落の園の乙女たち~
・大迷宮&大迷惑
~番外編 姉妹ブランド「レイルソフト」~
上記で言うところの混沌期の後期くらいに産声を上げたのが、ライアーソフトの姉妹ブランドである「レイルソフト(raiL-soft)」です。
個性の坩堝みたいな本家に比べ、こちらはカラーは非常に明確でして、とにかく希氏をしゃぶりつくすためのブランドとなっています。
不思議な世界観で起こる不思議な出来事を、文学崩れが熟成されたような濃密すぎるテキストで、時折わけのわからない脱線をしながらじわじわ描いていくスタイルは、まさにアダルトPCゲーム業界の奇書そのもの。
ハマる人はとことんハマるし、合わない人は3クリックでギブアップするような極端さが魅力です。
「V=Rシステム」というものを売りにしておりまして、テキストのフォントはもちろん、フォントサイズ、タテヨコの表示形式、ウィンドウ内での表示個所まで、画面を自分好みに調整できるようになっています。
『星継駅疾走軌』を最後に開発は止まっており、また希氏ももう参画をすることはなさそうなことを言っておりますので、新作は期待できない状況なのが残念でなりません。
【代表作】
え、無理、しいて言えば全部……。
『信天翁航海録』は比較的ライトなのと、『星継駅擾乱譚』は尺が短めなので、試しにやるならそのあたりがとっつきやすいかもしれません。
私は『花散峪山人考』が好きです。
4.クリエイター列伝
ここではライアー&レイルの歴史を彩るクリエイターたちの主な面々を並べさせていただきます。
個性の統一感のなさが個性という雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
敬称略にて進行いたします。
【企画・シナリオ部門】
星空めてお
先述の通り、黎明期の立役者。
この人がいなければ、ライアーソフトはこうなっていなかったでしょう。
ライアーソフト退社後はひっそりとTYPE-MOONに移籍したようですが、そっちで何をやってるかは不明。
天野佑一
シュール系破天荒ギャグ担当その①
荒唐無稽な世界観を書かせると強いです。
細かすぎて伝わらないパロディネタや風刺ギャグ、ブラックジョークなど、何を出してくるか分からない恐ろしさがあります。
現在は同人活動をしているんだかしていないんだか。
岩清水新一
シュール系破天荒ギャグ担当その②
基本バカゲー路線ですが、どこか爽やかさや寂寥感、地味に熱い展開などを隠し味(隠れているとは言っていない)に盛り込んでくるため、天野氏とは芸風が異なります。
『平グモちゃん』で「こういうのもいけるのか!」という正統派な面を見せつけるも、同作を最後に氏の新作はリリースされておらずただただ悲しいです。
睦月たたら
ライアーソフトの良心、縁の下の力持ち。
シナリオ、スクリプトでスタッフロールに名を連ねてる率がすごい。
メインを張るときは、同ブランド内で比較するとかなり落ち着いたタイトルが多いものの、業界内で見るとやっぱりライアーぶっ飛んでるなって評価になる不思議。
高尾登山
黎明期にシナリオ多数、その後は不定期にサブシナリオで参加している模様。
名前はよく見かけるものの、高尾氏の色はどんな色? と問われると回答に困る感じです。
多分ですが、高尾氏のような優秀なサブライターが多いので、ライアーソフトのテキストは一定以上の安定感を持ってるのだと思います。
桜井光
スチパンシリーズで星空めてお亡き後のライアーソフトを実質救った人。
多分異論はたくさんあるでしょうが、客観的に見たら認めざるを得ません。
ライアーソフトのタイトルは知らなくても、スチパンシリーズは知ってるって人かなーりいますもの。
某FGOでシナリオを書いてたとかどうとかあるらしいですが、そっちはよく把握してません。
めておだけでなく、お前もか…!
【TIPS:スチパンシリーズ】
スチームパンクというジャンルがあります。
ここではその影響を強く受けた桜井氏がライアーソフトで制作した一連のタイトル群を指します。
スチームパンクとは言いつつも、蒸気機関よりもそれ以外の固有名詞や不思議現象の方が前に出てくるので、ぶっちゃけ元来の意味でのスチームパンク感はあまりありません。
その分、どれだけやってもその全貌を見せてくれない世界の奥行き、雰囲気作りは抜群です。
シリーズで世界観を共有してはいますが、タイトルごとはわりと独立しているのでどこから始めても案外大丈夫な安心設計。
希
唯一無二の奇才。
冒頭だけでもテキストに触れれば意味が分かると思います。
センスが尖りすぎているせいで姉妹ブランド「レイルソフト」が立ち上がってしまいました。
『星継駅』シリーズが一段落したあと本家ライアーソフトの方でも2本作りましたが、raiLの「V=Rシステム」が使われてないのが若干不満です。
こっちの業界にはもう帰ってきてくれなそうなのが残念で仕方ありません。
海原望
ギャグ担当2名と睦月たたらが抜けるちょい前くらいに参入した正統後継者。
『フェアリーテイル』のシリーズで、星空めておや桜井光と近しいようで異なる新しい路線を打ち出しました。
基本的に原画をあまり固定しないライアーソフトの中では珍しく、大石竜子を重用している点も特徴的です。
普通はその方がブランドイメージとかは確立しやすいのでしょうが、ここまで読んでいただいているなら分かるようにこれだけごった煮状態だったので……。
七星電灯
彗星のごとく現れた新星。
シナリオもCGも自分でやっちゃう変態。
それでしかもライアーソフトのテイストを盛り込めちゃうのがホントすごい。
もちろん、CGにもテキストにも。
次作ってくれないかなあ…。
【原画部門】
中村哲也
星空めておとともに初期のライアーソフトを支えた人。
独特のデフォルメ具合が特徴的で、「漫画も描く人ですよ」と言われると妙に納得感があります。
『SEVEN-BRIDGE』の人だよ! って言ってもあまり通じないですが、『腐り姫』の人だよ! っていうとだいたい一発で通じるのが個人的に少し悔しい。
みゅらっち
ほぼ天野祐一氏専用機です。
二人で同人サークルもやっているようなので、相当な付き合いなのでしょう。
天野タイトルでメインじゃないときも必ずサブでクレジットされています。
大石竜子
多分世間でライアーソフトのグラフィックとして一番認知されてそうな人。
古い方から並べてみると、絵のテイストの変遷が分かりやすくて面白いです。
『Forest』では軽く中村哲也の香りがしますが、『赫炎のインガノック』ではすでに現在のテイストの萌芽が感じられます。
『フェアリーテイル』シリーズ以降は海原氏に重用され、タイトルを重ねるごとに未だ進化し続ける姿勢には驚嘆しかありません。
【音声部門】
Rita(理多)
『SEVEN BRIDGE』の『Inliyor』以降、だいたいのタイトルで主題歌を担当している神です。
その歌唱力はもちろんですが、特筆すべきは作詞力で、企画の要素を詞に落とし込むのが本当に巧み。
だからプレイ前後で同じ曲が2回美味しいわけです。
ライアーソフトボーカル曲アルバムの『salute!』と『Prosit!』はファンマストアイテム。
その2枚にスチパンシリーズの未収録曲があるので、スチパンシリーズのボーカルアルバムも確保しておけばなお良し。
声優名義の理多としても多く参加をしており、そちらでも個性を発揮されているのが素敵。
野月まひる
ブランドによっては起用される頻度が多いレギュラーみたいな声優がいるところ、ちょいちょいあるかと思います。
しかし野月女史、出演作の大半がライアー&レイルタイトルという、とんでもなく奇特なキャリアを歩まれております。
堪らないハスキーボイスをされておりまして、気風の良い姉御やらせたら最強です。
劇団嘘屋の首領。
【TIPS:劇団嘘屋】
ライアーソフトのキャスティングは常連さん的な声優が非常に多いです。
また、彼らの演技力も抜群であることから、一部ではその常連たちを「劇団嘘屋」と呼んでいました。
そして2019年末、野月氏が声掛けで彼らがリアルに集結をし、スチパン朗読劇が開催されました。
しかも、桜井氏書き下ろしシナリオ。
その時の名前はもちろん「劇団嘘屋」でした。
なお、私は熱意が足りず抽選漏れで見に行けませんでした。無念。
かわしまりの
多分タイトル数で見たら首領と同じくらいの頻度で出演してる、説明不要の鉄人。
ちょっと鼻にかかった感じの声出してる時が一番好きです。
いつどのタイトルでどんなキャラやってもしっくりくるからすごい。
金田まひる
首領と名前がかぶってるけど、こちらのまひるの方が先なのでご注意を。
やかましい系レジェンドですが、実はライアーソフトタイトルにも出演多数なのです。
ライアーソフトではやかましくない役も多く、新たな一面を発見できます。
桜川未央
私のイメージ的にいつもよくしゃべるキャラやってる印象でしたが、おとなしいキャラもやれるんですね! とライアーソフトで知りました。
この人も役の守備範囲広いです。
でもやっぱり、やかましい役やってる時の方が好きです。
高槻つばさ
raiL-softではメインどころを、ライアーソフトでは脇役でふと気が付いたらそこにいらっしゃる。
ライアーソフト唯一のメインが『どすこい!女雪相撲』の主人公という驚異的な引きを持っておりまして、出演作数以上に私的には印象深いです。
男性陣
一括りにしちゃって、すんごい怒られそう…。
古河徹人、越雪光、小次狼あたりは結構な頻度で見かけるのですが、この業界は男性声優の絶対数が少ないこともあり、そのために出演が多めになっている側面があるかと思っています。
申し訳ないですが今回は割愛をさせていただきます。
あと、男性声優は私の知見がちょっと足りていないので……。
【その他】
禾刀郷
ライアーソフト黎明期からちょいちょい名を連ねるスクリプト&プログラム担当。
2010年くらいからはサブテキストで名前が出ることが増え、まさに縁の下の力持ち。
やんばる
広報だったりスーパーサブだった人。
かつてライアーソフトファンクラブには『月刊うそ。』という会報がございまして、大変にサービス精神旺盛な内容となっておりました。
年会費2000円でやりすぎだろ…、というのをやってしまっていた主犯です。
氏の退社後、『月刊うそ。』は徐々に刊行ペースを落とし、2020年に休止となりました。
まあしゃあない。
けーこちゃん
ライアーソフトの看板キャラ。
赤毛三つ編みメガネの姉御肌。大体画面に背を向けており、なかなか正面を向いてくれません。
最近はなかなか登場しませんが、待っているユーザーも密かにいるはずです。
久しぶりのご出演、お待ち申し上げております。
5.ライアーソフトタイトルを遊ぼう!
どうでしょうか? そろそろライアーソフト遊んでみたくなった頃合いでしょうか?
ここに商品リンク置くと一気にアフィ臭くなるのが個人的に嫌なので、遊ぶ方法とそれぞれの注意点だけ書いておきます。
旧パッケージ版
よくある中古で買うやつです。
いろいろあって、旧作は非常に安価に入手可能なタイトルが多いです。
DL版でリリースされていないタイトルもありますので、そのあたりまで揃えられるのは非常に良いでしょう。
ただし、黎明期のタイトルにはバグが標準装備なので、パッチを当てるのが面倒です。
トールケース版
ベスト版、廉価版みたいな感じのやつです。
一部は最初からトールケースで出ているやつもあるので、正確には『Liar-soft Selection』というシリーズになります。
新品なのにロープラ価格で購入できるのと、トールケースならではの省スペース、並べた時の「〇〇全集」的な雰囲気が魅力です。
ただ、ラインナップされていないタイトルがDL版以上に多いので、(線:採算が取れないタイトルなんてプレスしたくない)そのあたりは大人の事情でしょうか。
DL版
我らがライアーソフト、業界でもかなり早い段階からDL版に手を染めておりました。
セールのタイミングを狙えば非常に安価に入手可能&バグ修正済と、上記2つのいいとこどりになります。
棚の映えや物理的な所有欲を重視する場合は少々物足りなさがあるでしょう。
あと先述の通り、最初期の数本はDL版がリリースされていないので、DL版のみでのコンプはできません。
サブスク遊び放題
FANZA GAMESの月額遊び放題プランにライアーソフトタイトルが33本ラインナップされています(22/6/21現在)。
1本/週くらいのペースで遊べるならお得感あるかもしれません。
しかし、比較的新しいタイトルは遊べない点、サービスの性格上いつラインナップが変更になるかわからない点に注意が必要です。
いざ遊ぼうと思ったときに遊べなくなってたとか最悪ですから。
オススメな試し方
正直オススメってのは苦手です。
特にこういう形でオススメタイトルを挙げる場合、相手の都合を考えずこっちが一方的に押し付けるものになってしまいます。
どうせなら相手の好みとかヒアリングして、ちゃんと刺さりそうなやつ提案したいです。
…とか言った矢先であれなのですが、とはいえこれだけタイトル数ありますので、どこから手を付ければいいかわからんってのはあると思います。
私だってわかりません。
なので、とりあえず金銭的にはケガをしないやつをご紹介します。
最近はFANZA GAMESやDLsiteが大規模セールをするたび、500円均一のワンコインセールコーナーを設けてくれます。
そこの常連で、かつ試金石にしやすいのが『赫炎のインガノック』と『サルバとーれ!』です。
前者の具合が良ければ同じスチパンシリーズや、星空めておの『腐り姫』『Forest』、レイルソフトのタイトルが合うかもしれません。
後者を「くっだらねぇ…w」と楽しめるならバカゲー路線に適正アリです。
天野祐一や岩清水新一の名前を探してください。
私の至らなさのせいで、万人に確実に刺さる紹介ができなくて申し訳ないのですが(皮肉)、まあ無難なラインだと我ながら思います。
それに、たとえイマイチだったとしても、まあ500円ということで許してくださいよ。
あとそれ以外のタイトルもセール時には大体1500円くらいなので、もし興味あるやつあればガンガンいっちゃってください。
中古パッケージ探さなくても安く試せるって素晴らしいと思うのですよ。
おわりに
文字数が想定の倍くらいになってしまいました、ちくしょう。
同じ内容ならコンパクトな方が美しいのです。
その甲斐ありまして、多分これを読んでいただけた方なら「あーライアーソフトね、確かこんな感じですよね?」くらいの温度感で会話に乗っかれるようになると思います。
ただ、下手にそれ以上知ったかぶるのは危険です。
さすがに一読しただけで既存ユーザーと張り合えるほどの情報密度にはなっていません。
人間正直が一番です。
なので正直に言います。
既存ユーザーの皆様、助けてください。
本稿について、可能な部分は確認をしつつ作成していますが、私の思い込みや勘違いで誤った内容が含まれている可能性があります。
もしそういう箇所がありましたらご指摘をいただけないでしょうか?
修正しつつ、布教用のページとて精度を上げていきたく思っています。
お力添えをいただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。