ToHeart2 XRATED 感想

※注意:暴言にまみれておりますがご了承願います。






『ToHeart2』とはすなわち、向坂環の向坂環による向坂環のためのゲームです。本作の存在価値の9割5分はタマ姉に依ります。残りの5分はEDの『ありがとう』です。良い歌でした。
正味な話、有名無実の委員長とかやたら喧嘩ふっかけてくる隠れ巨乳の青いのとか黄色いのとか、生物としての生存能力が低すぎる愛玩副会長とかよく分からん双子や幽霊、宇宙人などどうでも良いのです。ちょっと頭の弱い妹的存在も論外です。そもそも主人公は一人っ子のくせに何を以って「妹みたいな」とかぬかしているのでしょうか。本作に限らず常々不思議に思います。

XratedというCSからの逆輸入という流れは夢があって非常にいいと思います。他作品でも一般向けライトノベルやコミックのアダルトゲーム化はいくつか心当たりがありますが、CS機向けタイトルの18禁化はちょっとパッとは思い浮かびません。こうなんというか、人気アイドルがAVに落ちた、みたいなノリでグッときます。もちろん、本作でそんな悲壮感はありませんけれども。

思い出したくも無い話ですが『AnotherDays』なんていう有象無象のサブキャラを攻略可能にしたという、ファンディスクなんだか続編なんだかよく分からないやつも出ました。タマ姉のアフターストーリーだかが入っているという、それだけの情報で手を出した私も悪かったのですが、どうして妹的存在と抱き合わせなのか。本編のその他ヒロイン達ですらおまけ以下の存在でしかなかったのに、何故そのさらに付属品みたいな面々で勝負できると思ったのか。理解に苦しみます。「days」というより「daze」だったのは間違いありません。『ダンジョントラベラーズ』はそこそこ面白かっただけに、どうしてこうなってしまったのか。正直そちらは感想ページ作りたくないです。

さすが商売上手なLeaf/アクアプラスなだけあって、ソーシャルゲーやパチスロにまで展開している本作です。ここにいたっては今さら展開が一作追加になろうがどうって事ないと思いますので、私の願望を下記にて少々。
もういっそのこと、タマ姉で一本作ってしまいましょう。内容的には本編のアフターで、卒業後大学に進学した後のキャンパスライフあたりが無難でしょう。よっぽど適当なものを作らない限りは、これだけでそこらの学園萌え系タイトルより売れそうな気がします。私と同じようなユーザーが相当数いるでしょうから。『星の王子くん』なんて企画が許されるのです。いまさら何やっても守るべきプライドなんかも無いでしょう。製作チームのプレッシャー半端ないでしょうから、私なら絶対やりたくないですけれど。

本当に人気キャラクター抱えると美味しいなと思います。関連グッズでしばらく飯の種に困りません。キャラクターを前面に押し出しただけのキャラゲーが跋扈するのも仕方ないと思わず納得してしまいます。しかしながら、キャラクターの魅力を引き出すにはやはりゲーム内容は重要です。クソゲーでキャラクターだけ人気ってあまり聞きません。売るためにはキャラクターをヒットさせるのが手っ取り早いですが、そのためには内容が求められるわけです。タマ姉以外ボロクソに書きましたが、確かに今になって思えば全体的にそこそこ綺麗にまとまっていたような記憶がうっすらと、あるようなないような。

ここまで盲目的な状態では、本来感想など書くべきではないのかもしれません。まあしかし、そもそも公平性とか糞喰らえの、作品間の比較・評価なんて念頭においていない当サイトですので良いんじゃないのかなと。とにもかくにも、タマ姉をありがとうございますの一本でした。