積みゲー賽の河原



チョコレート・プリンセス! ~淫獄の!?ホームステイ~

前情報だと、わるきゅ~れ的にはちょっと火力不足かなあと思ったのですが、そんなことありませんでした。星の数ほどあるツッコミどころを完全に勢いで持っていかれました。基本的にバカゲー路線で、エロシーンはいつものわるきゅ~れです。

この主人公すごいです。こんなアグレッシブな童貞なかなかいません。「女好きの童貞」との学園での評判も納得です。ノーマルなSEXを一足飛びに置き去りにし、一気にわるきゅ~れ的エロの境地まで到達ですから、この快挙はなんと言い表すべきか。少なくとも文化教育の名のもとに行われた、季節折々のあれやこれやにちなんだ変態行為は、間違いなく並の童貞には達成不能だったでしょう。何年にもわたりナンパを繰り返しつつも全く成果をあげる事が出来なかったのは、彼のこの変態性に原因があったのではという疑いが強いです。

やっぱりわるきゅ~れなので、随所に正気じゃない部分がやっぱり点在しています。「ピュピュ=オナオナ=パラリッサ」って名前だったり、金玉が四つになる主人公だったり。プレイしているとあんまり不思議に思わなくなってくるのが怖いです。今はパラリッサってなんだろうっていう疑問の方が強くなってるくらいですし。

ただ困った事に、この摩訶不思議わるきゅ~れワールド、わりと抜けるんです。勢いだけは余るほどありますから。最低限抜けるっていう部分は確保しつつ、その上でわけのわからない馬鹿なことしてるんですから文句はありません。むしろ褒めるべきです。このバカさの前では、なんかもう、人生の小さい悩みとかどうでもよくなります。大自然の巨大な何かと直面したような、そういう感動です。

一つだけどうしても文句を言いたいのは、タイツとパンストは似て非なるモノ、というくらいでしょうか。あるシーンで混同している場面がありましたので。ちょっとこれだけは許し難いです。それさえ除けば、結局値段分は確実に楽しんだな、という印象です。あともう一つ、これはさほど深刻な問題ではありませんが、パッケージ版限定特典の設定ラフ画ではなんとアーニャが黒髪です。雰囲気はインドのマハラジャっぽい感じが新鮮でした。というか正直なところ、こっちの方が良いかも。いずれ可能ならば、アーニャ黒髪化パッチを所望する次第です。

総合的に見て、わるきゅ~れ作品に手を出そうか出すまいか悩んでいる方にはオススメです。合う合わないが激しそうなブランドだけに、その点でも価値ある一本でした。