ランス9 ヘルマン革命 感想

結局シイルは凍ったまんまだったね!っていう『ランス・クエスト』から、思ったほど間隔をあけずにやってきました。
ついにヘルマンです。
公式ページのシステム画面で「もしやにょシステム?」なんて気がしていましたが、気のせいでした。

驚くほどストレスフリーな出来です。
強いて言うならば、敵ユニットが多い戦闘のとき、待ち時間が長い、くらいでしょうか。
戦闘自体については、勝利条件や地形、ルールにバリエーションが多いため中だるみがなくいい感じです。
鬼のEND8つ仕様ですが、分岐前自動セーブや「×2」「×4」「めちゃくちゃ」の難易度設定により、なんとか飽きずに全END到達できました(全END到達すごく重要です)。
分岐前セーブを封印し、しっかり8周したあたり、我ながら律儀です。
今回はレベル上限の設定がなくなっているので、周回を重ねるごとにレベルを上げてのパワーゴリ押しが可能なのが非常に私好みです。
特に「めちゃくちゃ」の後にノーマルモードでプレイすると、無双感半端ありません。
蹂躙プレイ大好きです。
ただし周回にあたり、特定キャラばかり育成していると、出撃メンバー固定での戦闘で詰みますのでご注意を。

本作、志津香の態度がやたら軟化しているような。
ランスになびかない強い志津香が好きでしたが、本作のこれはこれでありかもしれない、なんて思ってしまったあたりやはり意思が貧弱すぎます。
おかげで、パッケージを飾ったシーラが完全に食われている印象すらあります。
そういえば特典のタペストリーは志津香でしたし。
まあ、次回作でランスシリーズもラストらしいですから、志津香も年貢の納め時が来たというところでしょうか。
……そうなんです、次でラストなんです。
噂では聞いておりましたが、最後の最後で明言しやがりました。
今回のヘルマン革命で世界制覇したようなもんですもんね。
さすがにやる事がなくなったというところでしょうか。
全エンド到達のサービスでこういう情報が出てくるのはまあ許せますが、全エンド到達しないとシイル解凍確認できないのはマズいと思います。
次回作冒頭で、シイル突然の復活に混乱必至です。
最後までやって良かった。

しかしながら、そうですか最後ですか。
やっぱり魔神退治になるのでしょうか。
キャラ数的に収拾つかなくなりそうな予感。
次が楽しみなような、来て欲しくないような、悩ましい一本でした。