輪姦媚薬中毒~逃げ場無し!1428人の生徒全員にSEXされる令嬢沙也香~ 感想

基本的に私は同人ゲームには手を出さない主義なのですが、稀に「これは!」とというやつがあります。今回も公式サイトを発見したときに、これは買うべきだなという直感のような何かが閃きまして。それが発売日直前で、予約してももう間に合わない、でも発売日にすぐ欲しいということで、DL版などを購入してしまいました。家にいながら即手に入るこのお手軽感は非常に新鮮でしたが、やはりパッケージがないと味気ないのは間違いありません。

潔いくらいに余計な設定、余計な物語はありません。あるとしても精々が何故主人公がヒロインの生殺与奪を握っているか。その点について多少補足する程度。あとはただひたすらヒロインに酷いことしていく、ただそれだけのゲームです。物語性を持たせるための労力よりも、いかにひどいことをするか、に全力を注いでいるのが伝わってきました。輪姦は前提で、その輪姦をいかに屈辱的なものにするか、人の尊厳を奪うものにするか、かなりがんばっています。(輪姦の時点で充分すぎるほどに目的は達成されているわけですけど)この輪姦+αの部分があるからこそ、次のシーンではどんな酷い事をするのだろうとこちらもワクワクです。

本作で私が非常に気に入っているのが、ヒロインと親の関係です。親が率先してヒロインを玩具にしている。もともと孤児だったヒロインを最初から玩具として育てる為に拾ってきた。人権なんてモノはない君の好きに扱いたまえ、その方が面白そうだ。鬼畜のような親です、堪りません。作品冒頭のせいぜい数分のシーンでしたが、このやり取りがあったからこそ本作がその他多数の低価格帯ソフトと一線を画する出来に仕上がっているのだと思います。最初からヒロインには将来がないのです。性玩具として責め殺される未来が既に定まっているのです。この悲壮感が最高に興奮します。作中でも徹底して救いの道は用意されていないのもポイント高いです。

堕胎エンドで感じたのですが、柿ノ本歌麿氏の作品に似てる部分がチラホラあります。学園所有の全生徒がすき放題利用できる生処理奴隷、なんて発想もですし、バットを突っ込まれたり電気ショックで覚醒・失神を延々繰り返したり。オマージュなのかただのパクリなのか、ちょっと判断つきかねるところです。私個人としては、柿ノ本氏の性癖には共感できるものの、絵柄が少々好みから外れておりましたので、柿ノ本氏の性的嗜好+本作の絵柄というのは実に美味しい構成でした。

衝動買いでしたがかなり楽しめました。DL版なのが惜しまれます。パッケージ版見かけたら買い直したいくらいです。本作ではヒロインがある程度調教済みでしたので、『中毒ZERO』みたいなのあってもいいと思います。基本的に私はあの手の前日譚的作品には否定的なのですが、今回は正直、変態サークルメンバーの玩具だった頃のヒロインが見てみたいです。製作メンバーに輪姦+αの部分を自分でひねり出す能力はありそうに感じたので、充分面白いものが出来上がるでしょう。多少願望入ってますが。久しぶりに同人もいいなと感じた一本でした。