本末転倒

ゲオのレンタル落ちAVをたまに買います。5枚1500円、10枚2500円なのでついつい買いすぎてしまって、今何枚保有しているのかあまり積極的には数えたくありません。
モノを吟味していて、熟女モノナンパモノがとにかく多いのが気になります。人妻モノも半数以上は熟女モノにカテゴライズされますし、人妻ナンパモノなんていう重複しているヤツもちらほら。単体デビューモノは限りなく素人のカテゴリで。残念ながら、そのあたりは私の趣味ではなく、つまり売り場にあるうち7割のタイトルは選別の土俵に上がることすらなく消え去るわけです。レンタルビデオ屋のAVコーナーって基本的に40代以上男性の独壇場ですから、その辺の年齢層をターゲットにすると上記のジャンルが人気ということなのかもしれません。同世代と遭遇することは極端に少ないです。

そんな私のAVライフなのですが、気になることが1点。いや、ホントはもっといくらでもあるのですが、ここで取り上げるのは1点。美魔女系の不思議です。若く見える容姿を維持したいという女性の願望を否定する意図はありません。自分をどうしたいなんていうのは各個人の自由です。しかしながら、熟女モノのAVを求めているユーザーに対するアプローチ的に問題は無いのでしょうか。例えば「見た目20代の40代セレブ美魔女妻」なんてコピーが貼り付いているタイトルがあったとして、そして実際に20代に見えたとして、熟女スキーの皆様は満足なのでしょうか。私はまだ高めのボール球を積極的にスイングしていく域には達していませんが、綺麗な熟女っていうのものについての理解はあると自負しています。でもそれって、あくまで年齢に対してふさわしい美のありかたであって、いつまでも若さにしがみついている美しさじゃないと思っています。どんなに美人でも30代後半で20歳前後のギャルみたいな格好してたら引きます。熟女スキーの諸兄もそのあたりの美しさ、熟女としての美の洗練に何かを追い求めているんじゃないかなあ、なんて理解で生きてきました最近までは。
ここで美魔女系に話を戻します。見た目20代の熟女に、ユーザーが求める熟女的魅力は備わっているのでしょうか。極端な話、それもう素直に20代の女優が出ているやつ最初から選べばいいだけなんじゃないの。今さらいうのも野暮ですが、AV女優のプロフィールなんてあってないようなものですし、自称美魔女であればいくらでも量産が可能です。そういう設定って非常に大事なのは重々承知です。しかしながら納得のいかないこのもどかしさ、多少なりとも伝われば幸いです。