レビューされたわよ!の話
そういえばYOU、文章書くの結構いけるよね? みたいな話を会社でされまして、広報用のテキストをちょちょいと書くことになりました。
仕事で文章を書く、これはもはやプロデビューと言って差し支えありますまい。
どうも、プロのテキストライターです。
…という、アホな話は置いときまして(あ、でも書くことになったのは事実です!)、こうやって自分のアウトプットをネット上に公開する以上、やはりいろいろな人の目に触れますので、「へえ、こんなゲームがあるんだ」となったり、「ネット上のごみデータを増やしやがって」とか「うわ、こいつ何にも分かってねえな」みたいに言われたりする可能性があります。
それはもう仕方のないことで、それが嫌なら公開しなければいいだけの話でございます。
ちなみに、個人的には「いい暇つぶしになったわ」みたいに思ってもらえるのが一番うれしいです。
こんなレビューをされてしまいました
まあそういう覚悟があったとはいえ、実際に自分がレビューされてると笑いますよね。
レビューしてくださったのは↓のサイト様です。
賢者の集会所
URL:https://www.shuukaijo.info/
案外嬉しく思っている自分がいることに驚きます。
アクセスカウンターは回ってますが、ホントにこんなサイトにアクセスしてくれてる人なんているのか? なんてのは、10年以上やっててもやっぱり感じるものなのです。
せっかくレビューされましたので、レビューに対する解説というか釈明というか、そういうのをしてみようと思います。
サイト概要
このサイト、もともとはFC2のブログから始まって、ノーコードのジェネレーター的ツールを使って作った初代サイト、拾ってきた無料テンプレートを直打ちで改造した現行サイト、みたいな変遷を経てきております。
ブログはタイムスタンプが自動ですが、直打ちだと意図的に作らないと残らないんですよ。
で、かなりあとになってから日付の履歴を残そうって発想が出てきまして……。
当然バックアップを残すという頭もなく、各ページがいつ更新されたのかはもちろん、初代のサイトのデータすら残ってない始末でして、2016年以前の更新日付の情報って私ももう持ってないんです…。
掲載内容
あらすじとかサンプル画像とか、公式サイトで見ればよくね? という思いが根底にあります。
そのあたりわざわざコピペしてきてうちのサイトに貼るのも無駄に手間かかるだけですし、あらすじがテキストデータじゃなくて画像データで貼り付けてあるやつはテキスト起こし直すの不毛ですし。
プレイ画面のスクリーンショット撮るのも好きじゃないんですよね、面倒で。
サイトに画像貼るために自分のプレイを阻害するつもりはないです。
>記事は終始感想
ちゃんと感想と認識されていて安心です。
考察とかよく分からないんで、あくまで感想と言い張りたいのです。
勝手に作者やキャラの気持ち考えて、テーマがどうだこうだ言うのは、高校の現代文で卒業しました。
それに、例えば『家族計画』みたいなタイトルで「本作のテーマは人と人とのつながり、現代社会における家族という枠組みの再定義だ!」とかドヤって言うのクッソ恥ずかしくありません?
そんなもん誰が見たって自明だろ、みたいな。
……まあ、自己顕示欲のはけ口でこんなサイトやってるわけですから、たまにそういうの漏らしちゃうときもありますけれども。
>勢いのある文体が特徴的
褒められるのは素直に嬉しいですが、「勢いのある文体」は褒められてるってことでいいですよね?
サイトの見やすさ・利便性
この評価もうれしいです。
殺風景は最高の誉め言葉です。
ただ、サイト内検索は無理かなあ……。
入れるとしたらGoogleカスタム検索ですけど、どう使われるか想像できないからどう設置したら便利か見当がつきません。
場合によってはうまく機能しなくてストレスフルになるだけです。
WordPressならプラグインで一発なのでしょうが…。
評価についてはこっちがそこまで重要視していませんでした。
他の方にも言われたことあるのですが、更新情報や更新履歴で評価も見られると便利ですって。
これは要検討(ただし優先度低)。
こんな人/こんな時にオススメ
サイトの意図ってこんなに伝わるものなんだなと軽く感動です。
>客観的な情報はそぎ落とされていますが
これは狙い通りというか、中途半端な客観性って一番のクソ情報だと思うんですよ。
だったら「私が思っていること」という主観に全振りしてやって、少なくとも他所にはない情報にしてやった方がニッチは獲得できるのかな、と。
あと単純にやってて楽しいですし。
>エロゲや作品に関心が薄い人にはとことん合わないでしょう
これも意図通り汲み取ってもらえています。
方向性として、ぜんぜん知らない人に対して「これ面白いからやろうぜ!」っていうプレゼンは目指していないです。
基本的にはプレイ済みの人との感想の共有とか、そういうのを前提にしています。
>一方で読者の都合を考えずに固有名詞やストーリーを放り込んでくるため、内容を全て理解するのは困難です
……ごめんなさい。
レビューの感想
なかなか貴重な体験ができました。
他人から見たときの自分を正確に認識するのはとても難しいことです。
難しいなら他人に見て忌憚ない意見をもらえばいいじゃないって話なんですが、なまじ面識ある相手だと忖度が働いてしまいます。
だからこそ貴重なんです。
実際、自分を振り返る機会にはなりました。
「プレゼンは目指してない」とか言いましたが、だったらそのタイトルの説明的になっている記事はなんなの? みたいな話もあります。
一応、その当時はそういう記事もありというスタンスだった、といういいわけもできますが、一貫性がないのは確かなので。
最近は批評空間に登録する管理人さんもめっきり減って、こういうサイトなりブログなりを見つけるのが難しくなってきています。
ここまで情報が整理されてて、現在進行形で更新されているところもなかなかないと思いますから、みなさんもお時間ありましたら賢者の集会所、覗いてみてはいかがでしょうか?