どんなクソみたいな行いにも案外何かしら意味がある

こんなサイトを運営してはいながら、そういえば自分で書いた感想を読み返す事ってあんまりなかったように思います。
いや、そんな事もせずに運営してますとかよく言ったなとか、そういう話は置いておいて。

で、読み返してみるとこれが結構面白いです。
内容的には一貫してうんこなんですが、だんだんと書き方が変わっていくのが感じられたり、時期によってベタ褒めだったり暴言吐いたり、あるいは延々と脱線だったり、そういう自分の変化が垣間見えます。
当サイトのローカルルールで、「タイトルの頭文字の行+その行の何本目か」というファイル名のつけ方しているので、だいたいいつ頃書いたやつがわかるのです。
途中から最後に日付入れるようにはしてますが、結構最近になってから始めたのであんまり入っていません。
仕事がしんどかったり、逆に上手くいってたり、そういうメンタル的な部分がモロに影響してそうな印象です。
あとは誤字脱字がめっちゃ多い。
人が書いた文章なら見つけるの得意なのに、自分で書いたやつだと全然気づけないから不思議です。
なんですかLair-softって。
よく見たら根本的に辞書登録の時点で間違ってました。
ホントこの人、あんまり推敲ってしないんだろうなあって感じ(さすがに気づいたのは直しました)。

ちょっと前までは6段階の評価はつけてませんでしたから、やってる事は日記の延長なんです。
あの時の自分はこの作品やってこう感じてたんだなとか、この作品こんな感じだったっけ? なんてのが思い出せるのは、書いてる人間だけの楽しみです。
こういう楽しみを知ると、ちゃんと最後までやって感想書いとけばよかったなあって作品がたくさんあります。
というか、感想の一覧を眺めたら、やった作品の半分も感想書けてないという……。
自分の中でタイミングを逃して書かずに放置してる傑作の数々は、ただただもったいない。
もう一回やって書き直してもいいのですが、やっぱり初回プレイ直後っていうのが一番新鮮で大きな感情持ってますから、そこで書かれるはずだったものとは全くの別物になってしまいます。

普通に生活してるだけだと、過去の自分に出会える機会なんてそうそうないので、それだけでもこういうサイトをやっている意味はあるのかな、なんて思います。
だからどんなにクソ記事を量産しても、最悪私一人にとっては意味のある事なのだ、という事で、これからもシコシコ続けていければと思います。
自分に対する言い訳を見つけた人間の開き直りは、強い。

2019.09.19