感想に関する釈明

いまさらではありますがご説明をば。当サイトでは管理人がプレイしたゲームの感想を掲載しております。
このページでは感想掲載にあたっての管理人の趣味と感想の傾向について申し開きというか、釈明というか、そんな感じのことをしようかと思います。

なんかA多くね?

偉そうに6段階評価を導入しいろいろ書かせていただいておりますが、本日(2019年2月19日)時点でA評価が46本、B評価が48本あります。総掲載タイトル数が152本(初代ポケモン超え!)なので、約2/3弱がB以上の評価という事です。多いです。評価インフレ状態です。しかし、これには理由があるのです。
まず、私も歳を食ったもので、この手のゲームを初めて手に取ってから10年以上の月日が経過しています。そうそうクソみたいなタイトルも掴まなくなってきました。
しかし、クソみたいなタイトルに全くぶち当たらないかといえばそんな事もありません。私も人間なので当然間違います。高い金払ってクソゲー引きます。でも、クソゲーにわざわざ時間割きません。途中で投げます。途中で投げたタイトルで感想書くわけにもいかないので、低評価タイトルの絶対数が少なくなりがちです。
また、当サイトの前身となるブログ時代まで遡り、感想を書いて公開し始めたのが2011年です。基本的にそれ以前のタイトルは、再プレイか積みゲー崩しの際に感想を書いています。特に再プレイの場合、あるいは手間を惜しんで思い出で書いてる場合、わざわざクソゲーや印象に残っていないどうでもいいタイトルを引っ張ってきません。必然的に良作以上が増えます。
概ね以上の理由でAやBが多めの構成となっています。

ジャンル偏ってない?

何が多いというよりは、少ない方向だと思います。お約束どおり、この手のゲームに触れて日の浅い時分、学園モノばかりやっていました。逆に今は、よほど理由が無い限り学園モノはスルーします。何故か? 端的にいえば面白くないからです。じゃあ面白いって何よ? と問われれば、私個人的には知らないもの、まだ見たこと無いもの、と答えたいです。え、何これ? すげぇ! わけわかんねぇ! に出会いたいです。そういうところを目指すとなると、学園モノは完全に逆行します。
学園モノって完全にテンプレが出来上がっていて、今さらまだ見ぬ新鮮さとか無理です。かと言って、あまりに突飛で荒唐無稽な設定をブチ込むと、今度は「それ別に学園でやらなくてよくね?」になります。
ただし、学園モノだから必ずスルーかというとそうではありません。要するに、学園モノにありがちな思考停止のテンプレ流用が気に食わないのです。設定には理由が欲しい。何らかの理由があってその設定があるという必然性が欲しいです。それでようやく世界観に厚みというか、説得力というか、そういうのが出てくるのです。
よくある分かりやすい設定をとりあえずならべて、それを複数のライターで共有して、これまたよくあるイベントでシナリオの文字数だけ埋めていくと、なんか形だけはそれっぽくなります。でもぺらっぺらです。
大塚英志の言葉を借りれば「大きな物語」に相当するのでしょうか。表層に出てくる設定なんてのは全体の極々一部に過ぎません。バックボーンになる根幹の設定がしっかり出来ていれば、表に出てくる設定は矛盾なく自然に連動してしかるべきなのです。それを、表層に見える部分だけそれっぽく整えるものだから、そんなものハリボテにしかならないのは必然といえるでしょう。
長くなりましたがまとめると、学園モノというのは数多く作品が作られてきたために、そこまでの努力をしなくても比較的簡単に世界観らしきものが作れてしまい、だからこそ面白くない作品が生まれがち、という事です。
無論、王道を王道のまま自分色に料理できる技量あるクリエイターが作るのなら、当然面白いものは生まれ得ます。そういう期待が持てる時のみ学園モノに手を出そうと思うのです。

評価傾向

先述の通り、新鮮味のある作品にはわりと甘々です。また、そういう方向を目指した意思が感じられれば、クソゲーでも愛のある評価をしたいです。逆に、それなりに整っていても形だけ取り繕ったハリボテみたいな手抜きが感じられる作品は許しません。死ぬならば前のめりに死んでいただきたい。

なんか上から目線だけどお前何様だよ

消費者様です。金出してるんですから口だって出します。

オススメ

基本的にしません。評価は私の趣味とその時の気分によるので、評価が高ければオススメできるというわけではありません。また、昔言ってた事と今言ってる事が矛盾する可能性を否定しません。趣味嗜好や考え方は年月とともに変化します。

体験版

やりません。時間の無駄です。公式ページを見て買う気にならなければスルーです。
その作品のどこに独自性があって何がしたいのか、企画段階でハッキリしていれば、公式サイトに明記してしかるべきでしょう。それが感じられないってことは、特に意思なく作られた作品って事で、刺激も足りないだろうと考えます。

6段階

別に5段でも4段でも良かったんですけど、6段階だと批評空間に載せる時に20点刻みが出来てちょうどいいんですよ。そんだけ。ランクの色は懐かしのパワプロから借用。どうせならGも付けたかったのですが、背景の色と被るのと、7段階だと割り切れないのとで不採用。

作品情報

作品概要とか、ヒロインの紹介、世界観やサンプルCG等々、公式から引っ張ってきて記載はしません。公式サイトにリンクするようにしますので、適宜ご確認ください。表示は重くなるわ作業量は増えるわでやりたくないです。私の経験上、この手のサイト見る目的って、8割方は自分がやったタイトルを人がどう評価してるんだろって確認作業じゃありません? なら今更説明の必要ございますまい。

2019.02.19